「海の向こうに見た夢」~チリと日本を結ぶ、100年の家族史
¥1,980
日本とチリにまたがる小野/Honoファミリーの100年にわたる歩みをたどった家族史プロジェクトの集大成。単なるファミリーヒストリーにとどまらず、自らのルーツや文化をどのように受け継ぎ、多文化社会の中でどう生きるか――そんな問いに向き合うすべての人に、勇気と希望を届ける一冊。
◆作品概要◆
鹿児島の田舎町で生まれ育った小野太兵衛(1895-1969)は、20代前半でチリへ渡り、チリ海軍の退役提督の運転手の仕事を得た。やがて生花や果物の栽培で生計を立て、チリに家族をつくり、その子孫たちはそれぞれの人生を歩んでいる。両国のHono/小野ファミリーには「日本(チリ)に親戚がいる」という話が伝わっていたが、太兵衛と兄・敏男の死後、その交流は長らく途絶えていた。だが、一人の青年ミノル・オノ(Minoru Hono、太兵衛のひ孫)がチリから日本にやってきたことで物語が大きく動き出す。
著者:笠戸丸プロジェクト編
発行者:小野卓
発行所:ジャカランダ開発株式会社
印刷・製本:有限会社青史堂印刷
発行日:2025年9月18日
ページ数:224頁、日本語・英語・スペイン語の3言語対訳
価格:1,980円(税込・送料別)