11月25日（月）、カザフスタン共和国より「OTANDASTAR（同国人）財団」のご一行が来日され、当協会田中克之理事長と面会しました。訪れたのは、同財団よりカディロフ・ダニヤル会長、コブランディン・カルベク顧問、ジュルカダム・アリべク官房班長、ミラクバロフ・ジャニベク在外カザフ人担当シニアマネージャー、および駐日カザフスタン共和国大使館のダルケノフ・アイドス一等書記官（通訳担当）の5名。

カディロフ会長によると、現在、世界の各地で暮らす在外カザフスタン人の数はおよそ700万人。中国、ウズベキスタン、ロシア、モンゴルに多く、中でも中国にはおよそ150万人が暮らしているそうです。同財団では、こうした海外在住のカザフスタン人に対する人道的支援や文化・言語等の教育支援、奨学金支給のほか、子供を対象にしたサマーキャンプ（カザフスタンへ招へい）や、民族楽器のコンサート、イベント等の開催も行っているとのこと。

2017年に設立され、2018年より本格的に活動をスタートしたばかりという比較的新しい組織であることから、当協会の歴史や経験を学びたいとのことで当協会を訪問されました。カディロフ会長を中心に、当協会の活動内容や組織体制、政府機関等との関わり等について質問があり、お互いの活動の共通点や、異なる課題などについて情報交換を行いました。

「オタンダスタル財団」　https://oq.gov.kz/en