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オランダ・かもめの会

5月例会(その2):パパとママの日本語教材作成

場所: 会員宅(Uithoorn市)
開催日:2015年5月17日(日)
参加者:かもめ会員6人
 
2.パパとママの日本語教材作成
  講師: M.S.(かもめの会会員)
 
教材作成は出来ませんでしたが、ご家庭で自分のお子さんに教材を作るときのポイン トと簡単な例をお話ししました。
また、いつか「かもめ」で作成の時間がとれるようでした ら、続編として行いたいと思います。
みなさんのお子さんの年齢、日本語のレベルなどまちまちでした。
当初 One on One で対応 予定でしたが、急遽変更して、以下のポイントでお話をしました。
 
○ 親として、今日教材を作ってあげようと考えた目的は何か。(敬称略)
・ 14歳の娘が日本語に興味を持ち始めた(I)
・ 10歳の息子が日本語を週1回家庭教師とやっている。語彙等を伸ばしてあげたい(M) 
・ わらべうたの意味を理解して歌詞をちゃんと歌える(K)
・ 作文や読解が出来るように(O、T)
 
○  その教材は、学習のためか、習得のためか。
・ 教材そのものは、学習の域のもの
・ 知識やその確認等を、カテゴリー化してあるワークブックなどはそういった類い
○ 学習のための教材を、どうのように習得につながるのか。
・ 親ならではの教材は、自分の子どもの言語を習得へと導く大きな鍵
・ 教材は、習得へのその活性化につながる、ヒントになる物を満載にする
・ 教材は媒体である。それを使って視聴覚、発話、コミュニケーション能力を伸ばす
 
○ 何から学習を始めると効果的か。
・ 子どもの興味のあること、それに関連することから始める
・ 親は、子どもの年齢相応のテーマやアイデアにアンテナを常に張っている事が必要
・ 日頃から、子どもとの対話の中で、子どもが何を考えたり、不思議に思っているかを考えたり、それをおもしろがったりする
 
・・・・・・(後略)
 
 
この後も具体的なアイディア満載、それぞれの子供に合わせた方法を提案していただきました。
さらにはお勧めの教材やアプリやサイトも紹介されました。
実際の教材作りはできませんでしたが、今回のアイディアを実践するために、「親子お料理ワークショップ(ギョウザ?コロッケ?)」をしましょうか、という次の案が出てきてます。(^_^)
 
教材作りのヒントに、こちらが参考になります。
「2014 木のテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=h2-soi__w5k

マインドマップの例

(報告原文:Y.K., M.S. / 編集:MiMo)