5月オンライン例会・前半 新型コロナウィルス検査法について
5月例会(オンライン)・前半
2021年5月16日
テーマ:「新型コロナウィルス検査法について」
出席者:
(図はLCI(RIVM)の採取法 より)
「新型コロナウィルス検査法について」
サンプリング(検体採取)から各種の分析法まで、オランダと日本の方法を比較してみました。
分析法はPCRを使った遺伝子増幅法や抗原-抗体反応を用いた簡便な方法など、日蘭の差はほとんど見られなかったのですが、サンプリングは意外に大きな違いが見られました。これは入手しやすい採取用具の違い、どの検体を良しとするかの判断、1本の綿棒で別の場所を拭うことの是非によるものでした。
(上:PCRによる遺伝子増幅法の概略図 / 下:抗体の構造 Wikipediaからの図)
変わった検査では、呼気からコロナウィルス由来の成分を検出する装置もあり、検査風景はユーモラスですらあるのですが、真面目に世界中で開発されていました。
(報告:M.M.)